ザリガニの鳴くところ
おはようございます。
9月も下旬。とても気持ちの良い天気で清々しい朝です♪
本日は、2021年本屋大賞翻訳小説部門で第1位となった、ディーリアオーエンズさんの「ザリガニの鳴くところ」です。
動物学者が描く初めての小説
動物学者の著者は本作が初めてのこの小説。
昨年よくインスタでも見かけ、ずーと読んでみたいと思っていて予約。
ついに順番まわってきました♪
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ノースカロライナ州の湿地で男性のしたいが見つかるー。
疑いの目を向けられた湿地の少女カイア。
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必死に生きていくなかで受けたきた暴力に耐えながら、人々の優しさやカイアを支える自然、そして大きな孤独とともに暮らす。
ズタズタに引き裂かれたカイアの心と自然界の掟がうまく絡み合って描かれてます。
そして、いくつもの美しい自然や動物の描写が多く、文章から作家の方はとても優しい方なのだとー。
お話の終わりは、それまでにあった伏線が頭の中を怒涛に流れていき、久々にこころが痺れました。
作中に詩がいくつか出てくるんだけど
「今後、詩も読んでみよかな。」
と思ったほど、作品をより際立たせていたと感じます。
最後の方は先が気になって気になって一気読みな一冊。
とっても面白かった。
#読書
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#2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位