読書記録

読書記録をしようと思い立ちました。

なんで家族を続けるの?

2019年よりインスタグラムの読書記録を始め、2021/06/18時点で75アップしてます。

インスタを始めた頃は、著者名とタイトルくらいでした。

なので今後は、順番は前後するかもだが、新しい順にあげていくつもりです。

 

本について

内田也子×中野信子「なんで家族を続けるの?」文藝春秋

2021年3月18日

240ページ

 

 

なんで家族を続けるの?

内田也哉子さんと、中野信子さんの経験的家族論。

 

もし落ち込んでしまった時、

 “私が今生きているということは、誰かが必要としているから生きているんだろうなと、

どこかで思えてそれが自分を奈落から引き上げてくれる蜘蛛の糸になる”

 ふとこの言葉を思い出せたら良いな。

 

トラブルや嫌なことが起きて混乱したり沈んだ感情を持った時、

本来大切にすべきところを犠牲にしないようにしたい。

いま、私が大切にすべきところは一緒に住んでる家族、夫です。

  

と言いつつ、時々夫の言動にイラつき、

『あー、なんで分かんないの?』

『何言ってんの?』

(心の声です。)

と、頭に血がのぼってプンプンプン、プンプンプン、してることもあります。

「あなたが悪い! あなたが、圧倒的に、悪い!!」

みたいな言動で、攻めたてたり人の気持ちを変えようとすることこそやるべきでない。

自分が変わらないと、その関係はよくならない。

・・とまぁ分かってはいるけど、この先もプンプン😤するでしょう。

私も夫もひとこと多いのです。

またそのひとこと言うタイミングが絶妙に相手を怒らせるポイントであったりする。。

”余計なひとこと”を言わない方がお互い嫌な思いしないしそっちのが良い。

わかってはいるけど、なかなか。

 

夫はどう思ってるか分からないが、私はこれからもずっと一緒にいるつもりなので、

”余計なひとこと”を言わないように気をつけることが必要です。

そう、夫婦の道はまだまだ続くのであります。

 

なんで、夫婦を家族を続けるか?

いまのところ、私を思ってくれてる、必要としてくれてる、と感じるからです。

辛いとき、上を見上げたら蜘蛛の糸がスルスルとおりてくる。

その先には夫が(きっとおちょくりながらでも)助けようとしてくれそうな気がするのです。

 

 家族にはいろんな形がある

中野信子さんの夫婦の在り方も良いなと思ったが、

内田也哉子さんのご家族のお話はロックで面白い。

 

血縁関係がなかったり、子供がいなかったり、そのたいろいろな形があるのでしょう。

そんな中「家族」という関係を築けていけると、

そこには幸せな気持ちが生まれるかもしれないです。

逆に逃げなければならないこともあるかもしれない。

どうなるかは分からない。

 

死ぬ時はひとりなのは分かっているし、

連れ合いが先になくなったら、何十年もひとりで過ごすことになるかもしれない。

それは、とても寂しいし、経済的にもとても不安を感じてます。

だけども、いまの家族や周りの関係を続けたいのは、

大好きな両親から受けた生を、生きることなのではないかと思います。

心臓の疾患を持って生まれ、40年以上生きてこれたのは、

家族があったからだと思うのです。

 

この本の印象として

中野信子さんのファンで手に取ったこの本。

中野さんのおっしゃられてることも、なるほどー。と思うが、

しかしやっぱり樹木希林さんのインパクトが大きかった。

樹木希林さん。素敵すぎる!!

そしてモッくん。カッコいい!!

 

樹木希林さんの「いっさいなりゆき」も読みたい。

 

それではまた。